太鼓軍団杯2023 優勝者インタビュー!

去る1月21日・22日、太鼓軍団鯖に所属する722人の中から全国最強プレイヤーを決める全国大会を行いました。

決勝トーナメントでは全員が金達人有段経験者という超ハイレベルな大会となり、選手・観客・運営班も驚きのプレーが連発となりました。

 

そんなトップクラスの大会を制したのは、金柑CLUBの現リーダーで絶対的エースと呼び声の高い「はてな?」が優勝!

大会最年長29歳とは思えない、もはや今が全盛期と言っても過言ではない、脅威のプレイスキルと安定感を持って頂に立った「はてな?」本人にインタビューを受けて頂きました。

 

チノ「改めまして、太鼓軍団杯2023優勝、おめでとうございました!」

はてな?「ありがとうございます!」

 

チノ「昨年、前回大会は今回同様決勝トーナメントまで駒を進めましたが、1回戦敗退。全体スコア7位という結果でしたが、この1年間でかなり力をつけてきたと思います。個人的に振り返ってみてどう思いますか?」

はてな?「自分も強くなったし、周りの金柑メンバーも強くなりました。金達人合格者が沢山出て、復帰したメンバーも中には何人か居ます。金柑CLUBの勢力そのものが大幅に上がった1年間だと思います。」

 

チノ「金柑CLUBのメンバーが3人出場し、全員が本戦進出出来ました。その中には辞退した金柑メンバーも居ました。金柑の地位に圧倒される大会にもなりました。リーダーとしてどういうお気持ちでしょうか?」

はてな?「2022年度が金柑結成15周年、若いメンバーも続々と参戦してくれている中、同年代メンバーが復帰・飛躍して全員が一線で戦えるチームまで地位を上げてこれたと思います。辞退した選手は昨年末頃からリハビリを重ね、今年に入ってトップの腕前を持っていた6年前の姿に戻ってきました。今年メンバーのほとんどが30歳になりますが、まだまだトップでやれるし伸び代も感じる、楽しくなってきたなって思います。」

 

チノ「大会前も別の大会があり、優勝しましたね、先週1週間は本大会に向けてどう過ごしてきましたか?」

はてな?「778杯で投げた曲で予選と本戦を泳いで、決勝トーナメントで本気で投げに行く、といった作戦で臨みました。一旦太鼓は離れてbeatmaniaⅡDXで遊んでいました。偉業も達成出来て、残りの2日間だけ太鼓に注ごうと思ったら、『太鼓の達人ってこんな判定枠甘いんだな。』って思って、もしかしたら優勝濃厚では?と思って、油断もしてました笑。そして当日の開会式前までバタバタしてしまったと。ここは治すべき点だなと思いました。」

 

チノ「予選全体1位通過、と聞いた時はどう思いましたか?」

はてな?「正直、予選はベスト24のどこでも良い、本戦から切り替えて決勝トーナメントに確実に入る、という考えで会場に入りました。3勝したら勝ち点で決勝トーナメントに行けるから、4戦目はわざと不戦敗にしてお昼ご飯を食べに行こうと思っていたんですよ。流石にみんなにダメって言われまして…4戦目もちゃんと戦いました。そしたら全体1位になってて、4試合目出て良かった、自信になりました。」

 

チノ「本戦の課題曲は778杯の課題曲と全く同じでしたが、変えるという選択肢はありましたか?」

はてな?「流石に778杯優勝してなかったらどこかしらは変えてたかもですね。それかあまり良くないリザルトがあったらその曲だけ取っ替えてたと思います。778杯は全体的に結果良好だったので、ノーチェンジにしました。」

 

チノ「決勝トーナメントにも進出、翌日までの心境はどうでしたか?」

はてな?「準決勝さえ勝てば優勝出来るだろうと思っていました。相手のドンダーひろばとTwitterを隅まで目を通して、これを投げたらほぼほぼ勝てるやろ、といった曲を探す時間に当てていました。」

 

チノ「同じく金柑CLUBの千賀未来も決勝トーナメント進出となりました。大会外で話をしましたか?」

はてな?「夜ご飯を食べに行って、千賀に『やんぐぶすに絶対に勝てる曲なんかない?』といわれたので、『お前が全良済でやんぐが未フルコンボ曲投げたら勝てる』と言われたので、2択になったそうで、1回戦だから弱い方で行こうと言ったのは僕なので、千賀未来の選曲の半分は僕が選んでやりました。決勝戦で絶対に金柑対決にしたいって思いがあったのでこれに関しては皆さん、すいませんでした。」

 

チノ「準決勝、778杯とはまた違う勝負となりました。どのような心構えで臨みましたか?」

はてな?「今回の準決勝はGOLD CUP 2022に近い感じになりました。あちらの大会はそこまで固くならずに臨めましたが、今回は全国大会という遥かに大きな規模、半年間ずっとお互い警戒している中、相手は778杯での敗北を持って臨んでいるので、一筋縄では絶対に勝てないと思っていました。今まで140近い大会に出場してきましたが、あれ程に緊張した試合は今回が初めてでした。」

 

チノ「決勝戦、実現した金柑対決、そこではどのような心境で臨みましたか?」

はてな?「千賀とは何回もお手合わせをしてきました。準決勝程は緊張はしませんでしたが、少し崩れただけで負ける相手なので、リラックスは全く出来ませんでした。課題曲は3曲とも自己ベストで優勢だったので、いつも通りにやろうと気持ちが変わったのはバチを握ってからですね。試合中は自分の世界観に入って戦えたので、ガチガチにはならずに済んでよかったと思っています。」

 

チノ「来年も太鼓軍団杯を開催・参戦するとなった場合、何を考えて1年間過ごしますか?」

はてな?「安定感、連打力を付けていきたいと思ってます。今大会を振り返ると、連打は速くなったと感じることが出来ました。連打の前後の切り替えをもっと上手くしたいと思います。」

 

はてな?の家に優勝トロフィーが1年間設置される。本人は「トロフィーが家にある間に彼女を作って自慢したい!」と一言呟き、インタビューを締めた。